今年の目標が達成できない人へ

こんにちは。まなびや たぬき堂のたぬきです。

あなたは今年の初めに目標を立てましたか?

年が明けると「今年こそは」と思って目標を立てる人が多いですよね。

ダイエット、読書、転職、資格取得、早起き、貯金……。

私も昔は、手帳にびっしりと目標を書き込んでいました。

でも、春が来る頃には、ほとんど忘れてしまっている。

そして、年末になると「今年もできなかったな」と、静かに落ち込む。

そんな経験、ありませんか?

私は最近、こう思うようになりました。

人間は1年間も続けられない生き物なんじゃないかって。

今日は、そんな目標を達成する方法についてじっくりと考えてみたいと思います。

目標が遠すぎると、心が折れる

「今年中に10キロ痩せる」

「今年中に100冊読む」

「今年中に転職する」

こういう目標って、すごく立派です。

でも、ちょっと遠すぎる。

そして、遠すぎる目標は、心を折ってしまうことがあります。

人間って、そんなに長く走り続けられない。

気分も変わるし、環境も変わるし、体調も変わる。

春には忙しくなって、夏には疲れて、秋には迷って、冬には諦める。

それが自然なことなのに、「続けられなかった自分」を責めてしまうんですよね。

でもね、目標が達成できなかったのは、あなたの意志が弱いからじゃない

ただ、目標が遠すぎただけなんです。

年間目標より、1〜3ヶ月の目標がちょうどいい

私は今、年間目標を立てるのをやめました。

代わりに、1〜3ヶ月の目標を立てるようにしています。

「今年中に本を10冊読む」より、「今月1冊読む」のほうが、ずっと動きやすい。

「今年中に転職する」より、「来月までに職務経歴書を作る」のほうが、ずっと現実的。

目標は、遠くに置くより、手の届くところに置いたほうがいい。

そのほうが、動ける。

そのほうが、小さな成功体験を感じられる。

その小さな成功体験の積み重ねが、大きな達成につながっていくのだと思うんです。

近い目標を、いくつか並行して進めるということ

私は、よく1ヶ月以内の目標をいくつか立てて並行して進めています。

「今月中に1冊読む」「週末までに資料を整える」「来週までに部屋を片づける」

そんなふうに、近くて、手を伸ばせば届く目標をいくつか並べておく。

その方が、達成できる確率もスピードも上がるんです。

一つのことにこだわりすぎると、そこで止まってしまうことがあるから。

私はまずは、大雑把に進んでいくのがいいと思っています。

進んでいくうちに、その中でも特に重要なものは自然と浮かび上がってくる。

そのときに、そこから深掘りすればいい。

最初から「これが大事」と決めてしまうと、それが本当に実るのかどうか、まだわからないまま力を注ぎすぎてしまうこともある。

だから私は、小さな目標をいくつか並べて、揺れながら進みます

その揺れの中で、何かの芽が育っていくのを待つ。

それが、私にとっての「目標との付き合い方」です。

目標は「誰かの期待」じゃなく「自分の願い」であるべき

もうひとつ、大事なことがあります。

目標って、つい「誰かの期待」で立ててしまうことがあるんです。

「もっと稼がなきゃ」

「もっと痩せなきゃ」

「もっと勉強しなきゃ」

それって、本当に自分が望んでいることですか?

誰かに褒められるための目標じゃなくて、自分の内側から湧いてきた願いであること。

それが、続けられる目標の条件だと思います。

他人の期待や社会の基準で立てた目標は、心に根が張らない。

だから、すぐに折れてしまう。

でも、自分の願いから生まれた目標は、たとえ小さくても、ちゃんと育っていく。

目標は「完璧」を前提にしなくていい

「毎日やる」

「絶対に続ける」

「途中でやめない」

そんなふうに、完璧を前提にした目標は、ちょっと息苦しい。

人間は揺れる生き物です。

気分が乗らない日もあるし、疲れて動けない日もある。

それなのに、「できなかった日」があると、「もうダメだ」と思ってしまう。

でもね、目標って、そんなに厳しくなくていいんです。

「できなかった日があっても、また始められる」

そんな余白のある目標のほうが、続きます。

完璧じゃなくていい。

60点でもいい。

続けることより、戻ってこられることのほうが、大事だったりします。

目標は「更新していいもの」

目標って、立てたら守らなきゃいけないものだと思っていませんか?

でも、そんなことはありません。

目標は、更新していいものです。

今の自分に合わなくなったら、変えていい。

「もうこの目標、しんどいな」と思ったら、手放してもいい。

それは、逃げじゃない。

自分を守るための、誇りある選択です。

目標は、人生の中で何度でも見直していい。

目標は、進めていくうちに、少しずつ変わっていくのものです。

むしろ、「見直すこと」が、目標を続けるためのコツなのかもしれません。

おわりに

もし目標が遠く感じたときには、思い出してください。

「遠くの大きな目標よりも、小さな目の前の目標を」

「かっこいい目標よりも、心からやりたいと湧き出る目標を」

そして完璧でなくてもいいことを忘れないでください。

たぬき堂は、いつでもあなたの頑張りを応援しています。

さあ今日はどんな目標に挑戦しますか?

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